目次
CloudFormationでAWSリソースを作成する流れ
テンプレートからCloudFormationのスタックを作成するにはAWSコンソールから読み込ませる方法と、aws-cliを使用する方法があります。今回はコンソールから実行します。
- YAML形式かJson形式でテンプレートを作成
- CloudFormationで作成したテンプレートを元にスタックを作成
細かいことを抜きにすれば手順はこれだけです。
実際には、AWSコンソールから実行するので対話形式で作業は進みます。
CloudFormationでVPCのAWSリソースを作成する
STEP
テンプレートの準備
以下のファイルを使用します。AWSTemplateFormatVersion
では、テンプレートのバージョンを指定します。Resources
では、AWSリソースを定義します。今回はVPCを作成したいのでAWS::EC2::VPC
をTypeに指定しています。Properties
では、VPCの設定項目を指定しています。設定する内容はTypeによって異なります。詳しくは公式ドキュメントを参照ください。
AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09'
Resources:
VPC:
Type: AWS::EC2::VPC
Properties:
CidrBlock: 192.168.0.0/16
EnableDnsSupport: 'true'
EnableDnsHostnames: 'true'
InstanceTenancy: default
STEP
スタック作成
CloudFormationのAWSコンソールからスタック作成画面に遷移します。
「テンプレートの指定」でテンプレートファイルのアップロードで自身の作成したテンプレートファイルを指定して次へ。
STEP
スタックの詳細を指定
スタック名を入力します。
STEP
スタックオプションの指定
スタック作成時のオプション指定です。テンプレートで表現されないCloudFormationのスタック操作に関連したオプションです。
次へ。
STEP
スタックのレビュー
最後にここまで指定してきた内容のレビュー画面です。
送信をクリックするとテンプレートが実行されます。
STEP
スタックのイベントとリソースの確認
スタックが作成されイベントやリソース、テンプレートが確認できるようになります。
イベントを見るとVPCが作成されスタックの作成も完了しているのがわかります。
参考
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/aws-resource-ec2-vpc.html